高血圧の検査

検査の種類

若いうちから自分の血圧を知り、少し高めだと感じた場合は、日頃からバランスの良い食事や適度な運動を心がけ血圧が安定するように心がける事が、後の人生に大きく作用することになることは、今更言うまでもないでしょう。

高い血圧のまま放置すると、眼底出血、心不全、脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞などのリスクが高まります。高血圧が引き起こす、いわゆる合併症というやつです。できれば合併症にはなりたくないですよね。少しでも不安がある場合は、医療機関での検査をすることをお勧めします。正確な血圧を早めに知っておく事は非常に重要です。

主な検査は血圧測定で行われます。その後高血圧症であるとわかった場合は、原因と進行度合いを調べるため、問診、触診・聴打診、胸部X線検査・心エコー検査、心電図検査、超音波検査(動脈エコー)、尿検査、血液検査、眼底検査などをそれぞれの状況に合わせて行っていきます。

一度高血圧症になってしまうと、完治しないことから、一生涯、血圧管理が必要になります。二次性高血圧管理などの治療経過の観察目的から治療開始後も定期的に行われます。

最初の検査では、本態性高血圧か二次性高血圧であるかの判断をします。高血圧症の95%は本態性高血圧症と呼ばれるもので、発症原因は現在でも明らかなっておらず、遺伝的因子や、塩分の多量摂取、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、などの環境因子が原因と考えられています。一方、残りの5%を占める二次性高血圧症は原因が分かっており、例えば腎機能障害など対処の仕方が異なり、治癒するものもあります。