本当はとっても怖い高血圧

高血圧の主な原因

血圧に問題が起こる原因の大部分は、血管にあると言っても過言ではないでしょう。「血圧とは」の項目でも説明していますが、動脈を押し広げようとする圧力のことを「血圧」といいます、この圧力が強すぎる事を「高血圧」といいます。

血圧測定は「心拍出量(心臓が送り出す血液の量)」と「末梢血管抵抗(血管内の血液の流れやすさ)」で決まります。 「心拍出量」と「末梢血管の抵抗」の2つの因子が、何らかの要因により増加すると血圧は上昇します。

塩分の過剰摂取や緊張、運動による心拍数の増加などでも「心拍出量」を増加させる要因になります。また、「末梢血管抵抗」を増加させる要因にも、塩分の過剰摂取による、血管壁のむくみや、動脈硬化による血管腔が狭くなることによる、血液の流れの悪化などがあります。

降圧物質のプロスタグランディン、キニン・カリクレイン系のホルモン分泌障害や心房性Naペプチドファミリーなどの分泌量の減少、昇圧物質のカテコールアミンの増加やレニン・アンジオテンシン系のホルモン分泌の増加などは、「心拍出量」「末梢血管抵抗」の両方に影響を及ぼします。急に血圧が上がって心配な場合は、腎臓や甲状腺などの内分泌系の器官に異常が起こっている事もありますので、早めに医師の診察を受ける事をお勧めいたします。

血圧の上昇にはさまざまな要因がありますが、結果として、心臓の心拍出量が多いか、末梢血管抵抗が大きくなっているかのどちらかである場合はほとんどだと考えられています。