本当はとっても怖い高血圧

子供の高血圧

大人の高血圧同様、子供の高血圧が、肥満の増加と共に年々増える傾向にあります。 高血圧症にかかっている子供は、小学生?高校生の2?6%といわれています。そのほとんどが、本態性高血圧といわれています。

子供の高血圧にも本態性高血圧と二次性高血圧があります。二次性高血圧場合、特に多いのが腎性高血圧と腎血管性高血圧ですが、これらは病気が治ると高血圧も改善される、原因のはっきりしている病気です。やっかいなのが、子供の本態性高血圧で、多くは特に治療を必要しない軽症で、成長とともに改善していきます。しかし子供の時に高血圧だった場合、そうでない子供の約4倍の割合で大人になっても高血圧になる事がわかっています。

子供が高血圧になる原因は色々ですが、肥満児に多いことや、運動時間が少ない、善玉コレステロール値が低い、味付けの濃く塩辛いものを好む。などの調査結果が出ています。

成長過程の子供ですので、厳しい食事制限をする必要はないですけれど、食事や運動には親の管理が必要ですし、子供の将来の為に親がきちんとした、生活習慣と食生活を身に付けさせるのは当然のことです。 統計の結果によると、高血圧の子供の両親のいずれかが、高血圧で、子供自身は肥満であることが多いようです。

また、子供や若い年代でも起きやすい合併症というのがあります、それは左室肥大です。子供でも高血圧の状態が長く続けば、左室肥大や狭心症、心筋梗塞などの合併症になる可能性があることを覚えておくとよいでしょう。まずはこどもの肥満解消に取り組むことが大切です。