血圧を知る

血圧の正常値

血圧の正常値は、日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」によると、正常値は収縮期血圧(最大血圧)が130mmHg未満、拡張期血圧(最小血圧)が85mmHg未満となっています。(2004年12月改訂)また、WHOの定義による血圧の正常値は、140mmHg/90mmHg未満と若干の違いがあります。

高血圧は、収縮期血圧(最大血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上になります。140?160mmHg/?95mmHgもしくは、?140mmHg/90?95mmHgが境界域高血圧といわれています。最大血圧が100mmHg未満でも、最小血圧が95mmHg以上となる場合は高血圧という基準が設けられております。

血圧の正常値は低い数値へと見直される傾向があり、これによって治療の目標血圧値も低くなっています。これは、血圧が低い方が心臓病や動脈硬化、腎臓の病気などになる可能性が低いという考え方によるようです。

一般的に年齢を重ねるにつれて、血圧は高くなる傾向にあり、これは加齢による動脈硬化などで血管内が狭くもろくなることで、血液の流れが悪くなったり、血管の柔軟性がなくなってしまうためです。脳や心臓、腎臓の血流が滞ったり、血管が破れて出血したりすることもあります。また血圧が高くなると心筋梗塞や狭心症、脳卒中などのリスクが高くなる、といわれておりますので、血圧には日頃から注意しておきたいものです。年齢が進んでも最大血圧140mmHg、最小血圧90mmHg以下を維持している方は、健康な生活と長命が約束されたと言っても過言ではありません。

また性別によっても血圧の平均が違ってきます。男性134mmHg/82mmHg、女性129mmHg/78mmHgと男性のほうが5~10mmHgほど高い傾向にあります。