血圧を知る

24時間血圧

24時間携帯血圧計という物があります、これは、血圧を1日中連続して測定するために、携帯できる小型の自動血圧計のことでABPM (Ambulatory Blood Pressure Monitoring)と言われています。

このABPMを使って測定した血圧を「24時間血圧」といいます。血圧はふつう一日に約10万回もあり同じことがないため、睡眠時も活動時も含め、予め設定した時間間隔(一般的には20分?30分、夜間は1時間)毎に24時間血圧を測ります。

この検査をすることによって、日常の血圧の状態を知る事がき、別項目で詳しく説明していますが、「仮面高血圧」「白衣高血圧」「外来血圧」であるのかを判断する事ができます。既に治療中の場合は、高血圧の薬(降圧剤)がきちんと効き、血圧が調整されているのかを確認することができます。薬の効果が不十分または過剰な時間帯が判れば、薬の服用時間を変えたり、量を加減することにも役立ちます。

他にも、夜から早朝に掛けて血圧が高くなる、早朝高血圧の発見や、睡眠時の血圧に異常がないかを調べる事ができるので、心臓や脳の合併症の進行を知る手がかりにも大きく役立ちます。どのような治療をするべきか、方針を立てるうえでも有用です。

血圧に不安をお持ちの方は、一度「24時間血圧」を測ってみる事をお勧めいたします。この24時間血圧の結果、高血圧の目安は、平均値が、収縮期に130mmHg以上、又は拡張期に80mmHg以上の方は高血圧の疑いがあります。専門の医院でご相談する事をお勧めいたします。自分の血圧を正確に知る事は、合併症の早期予防にも役立ちます。