高血圧を予防する

喫煙と飲酒

喫煙は高血圧の大敵です。百害あって一利なし、喫煙は高血圧と同様にあなたの体をじわじわと蝕んでいきます。なるべく早く禁煙することを勧めずにはいられません。 くも膜下出血の三大原因をご存知でしょうか?高血圧、喫煙、飲酒といわれています。そして喫煙と飲酒は高血圧にも良い影響を与えません。喫煙者は相乗効果で状況が悪化することを覚えておかなければなりません。

喫煙する毎にニコチンは体に入り、副腎から血圧上昇の作用を持つホルモンを分泌させます。さらに交換神経を活発にして、血圧の上昇を助け、動脈硬化を促進させています。 動脈硬化を促進する要素として、最も危険といわれている、高血圧ですが、それと同じくらい危険なのが、喫煙だといわれています。

非喫煙者より喫煙者の方が、明らかに高い確率で、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患を、発生することがわかっています。このことから見ても喫煙は高血圧、動脈硬化に悪影響を及ぼすことは明らかです。 また飲酒についても、高血圧と密接な関係があると古くから知られています。お酒を沢山飲む人ほど、血圧が高い傾向があり、高血圧の発症率が高くなります。

くも膜下出血についても、飲酒と深く関わっているといわれています。お年寄りや中年の病気と思われる人もいますが、実は若い人でも発症する病気です。くも膜下出血の相対危険率を数字で表してみると、飲酒が4.7、高血圧2.8、喫煙1.9、となっています。高血圧にしても、くも膜下出血にしても、問題になるのは飲酒の量といわれています。

ある限度を越えると、摂取量に比例して血圧が上昇する。米国合同委員会では、この限度について、健康のためには、アルコールの摂取は、1日30gまでに止めるよう勧告しています。アルコール30gとは、日本酒1合(180cc)、ワイン240ml、ビール大ビン1本(633ml)を目安にすると良いでしょう。これ以上のアルコールの摂取は、高血圧を促進するだけでなく、くも膜下出血の発症の危険もある事を覚えておいていただきたいです。